悪性のほくろを見分ける4つのポイント
皮膚の変化は目で観ることができるので、気をつけていれば悪い病気も早期発見で助かる。誰にでもあるほくろは、色素細胞母斑と呼ばれて心配することはないが悪性化することもあるのでよく観察しておくこと。
皮膚にできる腫瘍で最もたちの悪い、早期に転移を起こすのは、悪性黒色腫(メラノーマ)である。
早く発見して切り取らないと、再起不能となる。メラノーマ早期発見のために次の項目について観察の目を養っていただき、該当する皮疹があれば皮膚科で診て写っこと。
- 皮膚のどこかに黒褐色の皮疹が新しくできてきた。あるいは以前よりあったほくろが最近になって急に大きくなってきた。特に足底を、それから手掌、爪を気をつけて見る(成長の早い黒褐色の皮疹)。
- この黒褐色の皮疹は形が不規則で、突出」湾入、凹凸不整がある(形状の不規則性)。
- よく観ると漆黒の部分と褐色の部分がまじっている。濃淡不同の皮疹である(色調の不規則性)
- 皮疹と健康な皮膚との境界が、はっきりしているところと境界のはっきりしないぼやけているところがある(境界の不規則性)。
肌に出るガン症状
- 皮膚の状態から内臓の異常がわかる
- いぼが数ヶ月で全身に広がり、かゆみも伴う場合は、消化器系のガンの疑いが強い
- 首・またのつけ根、わきの下が短期間で黒ずみ皮膚が厚くなれば胃ガンの危険
- 乳ガンは指関節と爪周りが赤く荒れ体の力が出なければ要注意
- 急増中の大腸・小腸ガンはホクロが唇以外に手足にいくつもできたら要注意
- 上腕に赤い斑点が出たりのど元の毛細血管が浮き出赤くなれば肝臓ガンを疑う
- 急に毛深くなれば精巣・卵巣腫瘍、産毛が顔に密生すれば肺・大腸ガンの可能性