クラシエ 十味敗毒湯 という漢方薬で治す情報です。十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)」は、漢方薬の一種です。
名前の通り、十種類の生薬を組み合わせて、体内の毒(炎症や膿、腫れ)を取り除くことを目的とした漢方薬です。
クラシエ 十味敗毒湯
「十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)」は、蕁麻疹や湿疹が現れた人、膿をもつような皮膚疾患ができたばかりの人に適した医薬品。
「十味敗毒湯」は、患部が湿潤してじゅくじゅくしている状態のとき、体内にたまった「水(すい)」や熱を発散させ、肌を正常な状態へと導く作用を持つ処方である。
一般的に、膿が出るような皮膚症状の改善を目的としており、湿疹、蕁麻疹、にきび、水虫などに使用される。体力が中等度の人に向いている漢方薬である。
この薬は10種類の生薬で構成されており、日本の江戸時代に活躍した医師・華岡青洲が、中国の処方をもとに日本人向けに改良して創製したもので、現在でも広く用いられている。
主に使用される場面は、
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ニキビ
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皮膚の化膿
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湿疹
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皮膚炎
など、皮膚トラブルや軽い感染症に使われることが多い。
構成生薬
十味敗毒湯は、以下の10種類の生薬で構成されている。
以下公式サイトによる情報
用法・用量
次の量を1日3回食前又は食間に水又は白湯にて服用。
年齢 | 1回量 | 1日服用回数 |
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成人(15才以上) | 4錠 | 3回 |
15才未満7才以上 | 3錠 | |
7才未満5才以上 | 2錠 | |
5才未満 | 服用しないこと |
用法・用量に関連する注意
小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させてください。
注意点・副作用
使用上の注意
- 相談すること
- 次の人は服用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください
(1)医師の治療を受けている人
(2)妊婦又は妊娠していると思われる人
(3)体の虚弱な人(体力の衰えている人、体の弱い人)
(4)胃腸の弱い人
(5)今までに薬などにより発疹・発赤、かゆみ等を起こしたことがある人 - 1カ月位(化膿性皮膚疾患・急性皮膚疾患の初期に服用する場合には1週間位)服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください
- 本剤の服用により、まれに症状が進行することもあるので、このような場合には、服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください
- 次の人は服用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください