わきが

入浴後にわきの下を毎日消毒するとよい

わきがは体質的な遺伝であり、日本人には比較的少ないので嫌われるが、外国と交流が盛んになった現代ではそれほど気にする人は少なくなった。

思春期になるとわきの下のアポクリン腺という汗腺から油っぼい汗が出て、これに皮膚常在菌が付着すると、その破片が分解を受けて特有の臭いを出すようになる。この臭気を止めるには、制汗と殺菌作用のあるものがよい。市販品ではエイトフォー(花王)のスプレー剤が多く用いられている。

わきがにほ根本的な療法としては手術以外にないが、日常少しでも臭気を抑えるには、なるべくわき毛は剃毛しておき、石けんでわきの下をよく洗い、バンなどを使用してスプレーで噴霧してサリチル酸ミミョウバン散あるいはシッカロールのパウダーを散布してわきの下を汗から守るように心がける。

そして下着類は毎日清潔なものと交換する。1つの方法として、入浴してからクロルヘキジン液で毎日消毒してもかなり効果がある。
また塩化アルミニウム液は刺激のない、制汗、制臭作用が強いわきがの薬である。汗の発散の激しい夏期は特に注意することである

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